「弦の会」掲示板

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Re:Re:ありがとうございます。 - 門倉まり

2024/07/10 (Wed) 17:53:18

高見様、長沼様、ありがとうございます。
掲示板のおかげで記事が読めました。本当にありがとう!
『言葉』って、むずかしいですね。もっと勉強したり、注意深く使用しなければだめだなと思いました。今後ともサークルで教えていただこうと思います。よろしくお願いいたします。

7/8夕刊「中部の文芸」 高見直宏

2024/07/09 (Tue) 09:03:01

7/8夕刊「中部の文芸」で、「弦」115号掲載の門倉まりさん「慕情」が紹介されました。
かさでら図書館インスタに載せましたが、新聞がしわだらけになってしまったのと、写真の編集方法が分からないのとで、あまり見映えがよくない。
バエなくて申し訳ないです…。

https://www.instagram.com/p/C9LkqyRys4P/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

ここで竹中さんが「婚外子」という語を使われています。今はこの語が適切ではないかと感じました。

Re: 7/8夕刊「中部の文芸」 長沼宏之

2024/07/10 (Wed) 17:43:37

お知らせありがとう 門倉さんよかったですね。

なお、婚外子という言葉は籍との関係で言われているようで、事実婚というのも同義語かと思います。

115アップロード 長沼宏之

2024/06/21 (Fri) 17:14:03

弦115号をアップロードしました。「弦を読む」ページで力作の数々をお楽しみください。

115号合評会(後半) 長沼宏之

2024/06/07 (Fri) 19:49:42

今回も出席者16名と、盛会でした。今回は後半の小説4本を中心に熱心な批評が飛び交った。一つの作品について異なる感想がぶつかり合う。時には全く対照的な評価もある。それは仲間褒めとは異なる真剣勝負で、時には言いすぎたかと思えるほどで、それでこそ言われるほうもありがたい、そういうふんいきであった。終わればノーサイド、合評会もだんだんと進化していると思った。遠慮ない付き合いということです。
主宰から次号の締め切りを言われた。頑張りましょう。

無題 - 門倉まり

2024/05/20 (Mon) 19:03:33

『弦』第115号後半感想を書いて投稿ボタンを押したのですが、差別用語があって投稿できないということで、どれが差別語か自分なりに審査・削除したのですが、わからなくて…。
「AIのようにはいかない」も「蘭陵王」も「ハングルの手紙」も消されてしまいました。あんなに書いたのに、残念。書いたこと忘れてしまいました。すみません。

Re:Re:おめでとうございます! - 門倉まり

2024/05/11 (Sat) 11:57:44

  高見様

おめでとうございます!
よかったですね。まほろば賞候補はそれだけたくさんの人の心を掴んだからだと思います。太宰治賞にチャレンジも素敵なことですね。高見さんの頑張りを見習います。

実はメニエル病を発症し、乗り物に乗れないので合評会を欠席します。せめて拙い感想でもと、掲示板の場所を勝手にお借りしたわけです。また元気になったら出掛けます。よろしくお願いいたします。

『弦』第115号前半の感想 - 門倉まり

2024/05/10 (Fri) 20:07:30

<バス運転士>
 今回高見様の長めの作品を拝読できてうれしかったです。タイトルは平凡ですが、いい小説だと感じました。運転手さんがこれほど繊細に車内の様子(お客さん)に注意を払っているとは想像もしていませんでした。作者はよく観察して書いておられる。若い真面目なバス運転手とある女性の出会いと別れ。残念だったなぁ。いい出会いだったのに。でも女性に家庭があるなら、子供のためにも仕方ない。ライブは女性にとって満たされぬ心のストレスを晴らす場所だったのだろう。人生の哀愁を切り取って見せていただいた短編でした。読後爽やかでした。

<キナマン邸>
 運命は決まっているものではなく、本人が選択して作っていくものだと、青臭い頃思っていた。が、そうでもないと、大人になるにつれわかるようになった。
しかも、いい人、素直な人、優しい人ほど酷い目に遭う。疑わないからだろう。この世の野獣はジェントルマンの顔をしているペテン師であるから。若い美しい子は喰いものにされては駄目なのだが、貧しいゆえに〝手を出しやすい〟と侮られ、ペテン師の野獣を惹きつける。キナマン邸に華麗なる野獣はいた。後ろ盾のいない明日香を値踏みすると彼女を妾のような立場に貶め、夜はベッドで残忍な顔を曝け出す。すべて、人が羨む豪華なギナマン邸で行われたことである。ならば、ギナマン邸は燃えるべくして燃えたのだ。たとえ犯人が明日香であっても、彼女は正しいことをした。そうせざるおえなかったのだろう。ギナマン邸が焼失することで、将来第二の明日香は生まれない。純真可憐な娘の身を賭した復讐劇である。

<榎屋敷の女>
 これは恐ろしい小説だと思った。なぜなら真面目な考え深い人間が大きな罪を犯しうると示唆しているから。純粋であることは恐ろしいことだ。が、一度しかない人生、晩年ぐらい思うがまま純粋に生きたいと誰もが思う。チャラ男ならそんなこと思わないし、悩まないのかもしれない。しかし主人公は50代に入った大変真面目な男性だ。浮気とか不倫とか、そんな軽いことではなく、この主人公はベアトリーチェのような永遠の女性を探していたのだろう。人間の懊悩が深く描かれている。平凡に生きている読者の我々も突き詰めれば、この主人公と似たり寄ったりの懊悩を抱えながら、ある人は気付かぬふりをして生きているのだと思う。節子との出会いは長年夢の中に現れた憧れの女、ベアトリーチェとの出会いといえるが、その後の決断は長年連れ添った貞淑な妻に対してあまりにも残酷である。晩年目覚めた真面目な男性ほど残酷になるのだろうか。「僕たちは勘違いしていたんだ、と妻に言うつもりだった」「理性的でいるより、むしろバカなことをやってしまいたい」「もう一緒には行かない。僕はきみと一緒に廃墟で立て直しをしたくない」「もう一度やりなおすつもりだ。人生を、愛を、新しいことを。すべてのことを」なんと残酷な言葉だろう!
小説は最終部に来ると狂おしいほど恐ろしいものとなる。読者がなぜ恐ろしさにおののくかといえば、この小説が間違いなく生きることや、結婚生活における真実の断片を捉えているからだ。不快に思う人があるなら、それはせっかく蓋をしてある自分の心の底で不安を呼び起こす、確信あるものが小説の主人公によって暴かれているからだ。とにかく強烈な読後感であった。本当のことを書いてある、と思った。本当ではあるが、どうしようもないこと……。

Re: 『弦』第115号前半の感想 高見直宏

2024/05/11 (Sat) 11:17:41

門倉まり様
「バス運転士」感想ありがとうございます。
来週5/19合評会なので、そこで厳しく本音を吐露して頂ければと思う次第です。
今回から「前期号に載せた作品を加筆修正して太宰治賞にチャレンジする」構えです。10年も続ければ1度くらいは1次選考通るのでは…という目論見で。甘いですかね。
働き続けることの難しさを描きたいのですが、そこを最近よく言われているセクハラとかパワハラとかマタハラとかとかのような他者に因を求めるのではなく、自己に内在する働く目的の強さとか、能力とか、人間力に求めていく、確かな意思のある人を描こうと思っています。

あと報告ですが、門倉様にも評価頂いた、私が「創」に掲載した「お仙-続番町皿屋敷」が今年の「まほろば賞」候補に選ばれる運びとなりました。ここまで「弦」で創作活動を続けてきた結果だと感謝しています。ありがとうございます。引き続き精進します。

市川しのぶ著 「キナマン邸」 kanko

2024/04/29 (Mon) 14:29:03

 「ひどいじゃないの」読後すぐの思いです。運命に翻弄されるという言葉はよく聞きますが、現実の形になると明日香さんのようになるのでしょうか。
 緑色の目を持つ彼に、フとフランケンシュタインを重ねてしまいました。昼は優しい紳士でも 結局は彼女を死に至らしめた・・・心を弄んだに等しい
 いろんな運命の中で、前向きな女性を多く描いてきたしのぶ作品にあって、紅蓮の炎に身を投じさせたのは、小説としての締めに必要不可欠だろうなと思いながら、酷いじゃないの・・と思ってしまいました。

Re: 市川しのぶ著 「キナマン邸」 - KANKO  様

2024/05/01 (Wed) 12:19:04

ご批評ありがとうございました。貧しく不幸な者は最後までそれが連鎖する。富める者は永久に富む。この世の不条理に挑戦してみました。最後まで終章の部分に悩みました。しかしながら、、やはり最初の構成通り死をもって完結することに決定して書いてみました。最後のシーンは合評会でも賛否両方出ると思います。

弦112号感想頂きました 高見直宏

2024/04/01 (Mon) 20:54:39

かさでら図書館で「弦112号」を借りられた(まるや)さんから感想を頂きました。皆様に紹介します。


かさでら図書館で借りた本、「弦 一一二号」を、先週返しに行きました。

収録された小説や随筆はそれぞれ読みやすい文章なのに、読み進めるのにえらく時間がかかりました。なんでだろうと考えるのですが。

いくつかの小説で、読んでいる間、すぐ近くにあるかもしれない暮らしを見ている気持ちになっていました。
自分自身の経験を思い出し、自分への問題を示されているように感じることも。
わくわく楽しくページをめくるのとは違って、気持ちや記憶を整理するために、ちょっと間をあけながら読んでいた。

そういうことが、読むのが遅くなった理由のひとつでしたね。

特に印象に残ったことを、少し書いてみます。

・ぼくら少国民
 日本の戦時中の暮らしが興味深かったです。自分は、いま現在の日本の状況にも危険を感じます。

・賽の河原
 「賽の河原」という、ぼんやりした印象しかなかった場所を具体的に思い浮かべることができ、目が開かれたようでした。

・料亭『鶴しげ』
 若く精一杯に行動している中での、異性との距離を持った関係に、自分の過去を思い浮かべました。

・レンタルスペース・つどい
 衝撃的な体験をしてしまったことと、その後の生活に、いろいろ思いました。

以上です。(まるや)さんありがとうございます!

かさでら図書館に知己の方の作品、同人誌を置き始めて半年。ぽつりぽつりと読んで頂けています。
一般の方からの感想を頂く事を励みに続けていければと思います。

Re: 弦112号感想頂きました 長沼宏之

2024/04/06 (Sat) 11:08:36

お読みいただき、ありがとうございます。

掲示板にもご参加ください。
「弦を読む」ページもよろしくお願いします。

中部の文芸 門倉まり

2024/03/15 (Fri) 22:18:40

  高見 直宏様

中日新聞に作品評が掲載された件、おめでとうございます。中村主宰から添付メールがあって、記事を読ませていただきました。お菊の幽霊物語、ぜひ拝読したいです。3月の読書会、『弦』合評会に参加します。もしお会いできたら、『創』の冊子をお借りできますでしょうか? 読後すぐスマートレターに入れて郵送返却いたします。よろしくお願いします。

Re: 中部の文芸 高見直宏

2024/03/20 (Wed) 17:34:01

門倉様
高見です。
掲示板確認遅れ(というか間に合ってない)お詫び致します。
長沼様、フォローありがとうございます。
きょうの読書会楽しく過ごさせて頂きました。重ねてお礼申し上げます。

「お仙」は2021年のオール讀物新人賞に応募する目的で書きました。結果は一次も通りませんでした。
その後、中日文化センターで名村さんと受講生に読んで頂き、細部を推敲して「創」に掲載しました。
またオール讀物新人賞に応募する前に、巻末にも記載した作家の永井義男先生にも公募ガイドを通して読んで頂き、アドバイスをもらっています。カイロで火を取るシーンは永井先生のアドバイスです。私個人ではとてもここまで書けませんでした。
この作品を読んだ方が、岡本綺堂の「番町皿屋敷」が読みたくなって、実際に読んで頂ければ、本当に嬉しく思います。岡本綺堂の「番町皿屋敷」はエロスとタナトスを描いた傑作だと思います。

次は合評会で会うことになりそうです。
楽しみにしています。


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